ペット栄養管理士ブログ

免疫力低下による犬の耳病気

2016/10/28

9月で14歳になったスタッフ犬のイングリッシュ・コッカー・スパニエルのエルフィは、長い耳が特徴の犬種です。
彼は今、両耳の疾患に苦しんでいます。
若い頃は方耳でしたが、歳を取り、免疫力が低下したことが原因と見られます。
いつまで元気でいてくれるかわからないので、普段は避けてとおる抗生剤やステロ剤を暫く使用していました。
しかし、腸内環境がみるみるうちに悪くなり、また薬の効き目も悪くなり始めたので、思い切って自然治癒を試みました。
「自然に逆らわない」をコンセプトに生きてきたのだから、ここは原点に戻ろうと決意。
まずは薬を一切やめ、腸内環境を整え、免疫力を高めるために免疫賦活財を投与。
プラス、アロマインストラクターの先生のお力を借りての療法。
腸内環境は暫くすると回復。ポロポロだった排便がやっと艶々に。
落ち着くまでは発熱が原因か、両目に目ヤニが出ました。
薬を絶ってから3ヶ月。今ではやっと少しですが赤みもとれてきたようです。
何よりもエルフィ自身が楽しそうに散歩をするようになりました。
彼はこれまで色んな病気と闘ってきましたが、結果免疫力が上がり、先に逝くだろうと思っていたエルフィが長生きし、長生きするだろうと思っていたアレックスが先に逝ってしまいました。
犬にとっての15歳という壁(犬種によって違いますが・・)を越えられるか?
越えて欲しいけれど、でも要は最期まで元気で逝ってくれればいい。

目指せ!人も犬もPPK(ピンピンコロリ)!!

 

                2016/7/14                                                 2016/10/28

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