好きな犬種人気ランキング
2016/12/18ある企業が会員を対象に「好きな犬種」について調査した結果、第1位に柴犬が選ばれました。
いまや世界一のインスタ犬となった柴犬のまるちゃんの影響も大ではないでしょうか。
そこで、今回のブログは、「柴犬」についてです。
南方から縄文時代に入ってきた犬、そして弥生時代に大陸から入ってきた犬が混じり合い、現在の日本犬の基礎が出来上がったと言われています。
これらの犬たちは、番犬や狩猟犬として各地方のタイプで発達していき、柴はその中で日本海に面した山岳地方の犬です。
柴には、「小さなもの（犬）」という意味もあり、日本では「しばいぬ」「しばけん」の名で親しまれています。
1936年天然記念物に指定されています。
この犬は、日本犬の中ではもっとも多く飼われている犬種です。
最近では海外でも注目をあび、「秋田犬」を超す勢いでショードッグや家庭犬として人気を高めつつあります。
その理由は、「秋田犬」と比べてコンパクトなサイズであり、プロポーションがよく、犬としての自然な美しさを体に凝縮しているためだと言われています。
あまり吠えず賢く、家庭犬として飼いやすい点をあげるのは、日本でも海外でも同じです。
柴は学習能力がとてもよく、精神的にバランスが取れた落ち着いた犬です。
と同時に頑固でもあります。躾をする際には飼い主はすぐに諦めないで、こちらの言いたいことを伝えて、家庭の規則をコンスタントに守らせることが大切です。
一度規則を破るのを許されると、柴は持ち前の学習能力のよさで、規則を守ることより「規則を破ってもいいのか！」を身につけてしまいます。
ボディーランゲージは洋犬に比べると微妙です。
「柴」「甲斐」「四国」「紀州」「北海道」「秋田」、これらの日本犬の気質に共通するものは、主従関係をとても大切にすると言う点ではないでしょうか。
「日本犬」に「武士の魂」をみたり。
