ペット栄養管理士ブログ

十二支

2016/01/18

2016年の今年は猿年。
毎年、年末からお正月にかけて意識してしまう干支ですが、この十二支、意外にも意外、アジア圏のみだけではなく、ヨーロッパ・ロシア圏にもあります。
この原因は、十二支を使い始めた中国がシルクロードを通じて、多くの国々と交易があったからだと言われています。
猿と言えばなぜか犬と思ってしまうのは私だけでしょうか?
日本には“犬猿の仲”という言葉がありますが、本当に犬と猿は仲が悪いのでしょうか?

木の葉や木の実を主食とする猿にとって肉食獣は天敵。
犬は人間の狩りに使われることもあって、猿たちを匂いで嗅ぎ当て追い立てる役目であったことから、猿にとっては非常に驚異的な存在。
一方、犬にとっては器用な手を使って木の上から物を投げつけて思いもよらない反撃をかましてくる猿は、やはり苦手な存在。
そもそも猿と犬は次元が違う世界の相手同士なので、仲良くなる要素がありません。

ただ、猿も犬も群生動物ですから、何の偏見も嫌な体験もない小さいころから一緒にいると、お互いを群れの一員とみなして仲良くすることがあります。
特に犬は寛容性があることから、自分が大人になっていても飼い主が連れてきた相手の猿が子どもであれば、わりと直ぐに馴染むこともあります。

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日本でいう“犬猿の仲”が英語では、They are like cats and dogsと“猫と犬”に変わるのは面白いですね。

猫と犬といえば、猫派と犬派。
で、ここからやっと本題である十二支の話に入ります。
世界の十二支を調べてみました。

日本・ロシア:  鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
中国・韓国・台湾:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪(ぶた)
チベット・タイ: 鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
ベトナム:      鼠、水牛、虎、、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、
モンゴル:      鼠、牛、、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪

※猫派のみなさん、猫年にチベット・タイ・ベトナムを訪れてはいかがですか?