ペット栄養管理士ブログ

エルフィ、感染症にかかる!

2016/06/28

今月25日でエルフィの兄弟犬であったアレックスが他界して丸1年が経ちました。
命日が近づいてきた頃からエルフィに体調の変化が!
もしかしたらアレックスがお迎えにきているのかもしれないと心配しながら病院へ。
知らぬ間に左後ろ脚の爪がはがれ、そこから感染症になり高熱を発症。
持病の外耳炎に加えて高熱からくる涙目と鼻水で、エルフィの顔は目汁鼻汁でぐちゃぐちゃ。
約3日間は水分だけでほとんどフードは食べません。
食欲がないとき無理に食べさせると、消化酵素を余分に使うことになるので、抗生物質を与えるとき以外はエルフィの好きなようにさせていました。
しかしさすがにこのまま何も食べないと体力が持たなくなるので、何とか食べてもらうにはどうしたらいいかと考えていたら、いつの間にか鼻水が固まり、鼻の穴が詰まっていました。
犬にとって鼻は命をつなぐ大事なもの。たとえ目が見えなくても、耳が聞こえなくても生きていくうえでは大したことはありません。
でも鼻は違います。犬はニオイを感知して初めて物を口にするので、鼻の穴のまわりにこおばりついた鼻くそを取り、フードではなく自然な食べ物のニオイを嗅がせながら少しずつ少しずつ口の中へ。
このとき役に立ったのがトリーツです。
基本的に私はおやつは与えません。
おやつの安全性というよりも、与えすぎるとフードを食べなくなり、結果偏食からくる様々な病気を発症するからです。
今回のトリーツは鶏のささみです。
はじめはささみだけを嗅がせて食べさせ、徐々に混ぜ合わせたフードの量を増やしていき、最後はフードだけに戻しました。
今では熱も下がり、食欲も元に戻って一安心。
今回つくづく思ったのは、人間も犬も偏食をしないようにすることです。
偏食をするようになるといざというときに困ります。
アレックスよりも丸1年長生きしてくれたエルフィですが、9月で14歳になります。
人間でいうと72歳。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均寿命は12歳~15歳。
せめてあと1年は生きていて欲しい。そしたら納得できる。