ペット栄養管理士ブログ

ポケモンGO!でカモフラージュ!!

2016/07/28

今や世界中で社会現象になっている「ポケモンGO」。
このGOとは、家の中でゲームをやることによる運動不足を解消するために、戸外へ出よう!という趣旨で開発されたそうです。
アメリカでは、ポケモン探しをしているところを他人に見られることに抵抗を感じている人たちが、そのカモフラージュのために、シェルターに居る犬たちの散歩を買って出て散歩をする人たちが増えているということです。
本来の犬の散歩とは随分かけ離れてはいますが・・
そこまでしてもポケモンをゲットしたい気持ちにただただ「恐れ入れます」と言いたい。
でもこれは日本では有り得ないことですね。
日本ではせいぜい飼い主が、散歩中にゲームをやるくらいでしょう。
このカモフラージュ、良しとするか悪しとするかは別にして、シェルターに居る犬たちにとっていつもよりも長く散歩させてもらい、喜んでいることを祈っています。

日本でも犬を飼えない人たちが、気軽にシェルターに居る犬たちを散歩できる環境ができればいいのに。
社会の仕組み、どこがどう違うのかしら。
アメリカでは少年院や刑務所のいる受刑者に、シェルターの犬を1人1匹世話させ、犬との交流を通して更生させるプログラムが早くから取り入れられ、良い結果を出しているという。
無償の愛を注ぐ犬、その犬が自分を必要としていることで、初めて自分に価値を見出す受刑者たち。
殆どの受刑者が良い環境とは言えない環境で育っており、彼らは家族からも社会からも必要とはされていないという疎外感を感じて犯罪に手を染めるとのことです。

散歩をしていると「犬が嫌い」だという子どもに時々出会います。
話しを聞いてみると、犬から吠えられたり噛まれた訳でもなく、ただ犬を飼ったことがないからだという。
もし犬を飼える環境にいるならば、是非犬を飼って欲しいと思います。
犬をとおして色んなことが学べます。
犬のことが大好きにならなくても、人として最低のルールは学べますから。

images

コーギーの子どもたちです。
誰にでもこんな時期がありました。
この写真を見たときの気持ち、忘れないようにしよーっと。