ペット栄養管理士ブログ

初老と老犬

2016/09/08

今月16日で、イングリッシュ・コッカーのエルフィが14歳の誕生日を迎えます。
昨年6月に一足早く逝った兄弟犬のアレックスよりも1年以上も長生きしてくれました。(ありがとうエルフィ)
今年になって彼は去勢により睾丸を失い、虫歯治療のために抜歯、先月は左後ろ足の指に肉腫ができたために指1本を失いました。
睾丸、歯、指を失い、聴覚もほとんどありません。
左目も白内障になりつつあり、もう少ししたら今度は視力を失うかもしれません。
かく言う初老の私は、見えずらくなったら老眼鏡をかけ、抜歯したあとにはインプラントを入れるという失ったものを補うことができます。
補うことができない犬の老化。
できるとすればそれはこれまで以上の愛情を注ぐことだけ。
不自由になった部分を愛情でカバー。
犬にとって大切な臭覚。
鼻くそで鼻づまりしていないか、していれば鼻くそを取り、鼻がちゃんと通っているかを耳で確かめる毎日。

初老と老犬、残された時間を共に大切に生きています。