ペット栄養管理士ブログ

エッセンシャルオイルを使ったアロマ製品の発売を決意

2016/09/18

今月16日で、14歳を向かえたイングリッシュ・コッカー・スパニエルのエルフィ。
犬種の特徴だと思いますが、彼は若い頃から耳の疾患があり、高齢になってさらに悪化してしまいました。
昨年他界した兄弟犬のアレックスは、亡くなる数ヶ月前に初めて耳の病気を発症。
すぐに完治しましたが、これは免疫力の低下が原因と思われます。
抗生物質の消炎剤にステロイドの入った塗り薬と本来私が避けてきたものを、エルフィが少しでも楽になってくれればと思い与えました。
その結果、想像していたとおり腸内環境に悪い影響が。

もう一つ、エルフィもアレックスも歯周疾患を発症。
5歳になった頃、歯石が気になるようになりレーザー治療をすべきか随分悩みましたが、
全身麻酔ということに気が引けてそのままに。
結果、数年後口臭が気になり始め、気が付いたら歯肉炎と歯周炎に。
アレックス亡き後、エルフィだけは人間の前歯にあたる切歯・犬歯を残して他の歯は抜歯。
今は上顎、下顎合わせて42本ある永久歯のうち、14本しか残っていません。

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デンタルケアはときどきはやっていましたが、付いてしまった歯石が増え続けるのはあっという間でした。
2匹の子はとてもいい子で嫌がっても我慢して歯石を取らせてくれましたが、私が毎日の雑用に追われてついおろそかにしてしまいました。
抜歯した後のエルフィは、よくよだれを垂らすようになりました。
水を飲むにも口から水が漏れて、見ていると不便のようです。
餌は水にふやしたものをフォークで1口1口、子供に離乳食を与えるように食べさせています。
かかり付けの獣医さんに尋ねたら、通院してくる子で歯の健康が維持されている子は1割にも満たないとのことでした。

耳、そして歯の疾患という2つの病気と闘い続けているエルフィを見ていて、同じ疾患で悩んでいらっしゃる愛犬家のお役に立てたいという思いから、今回耳用と歯用のエッセンシャルオイルを使ったケア製品を発売することにしました。
手を抜きながらでも続けられ、結果も出せるケア製品です。 
完璧を目指さないで手を抜きながら続ける、そのことが一番大切だとわかりました。
私のように、愛犬を我慢させないでください。

日本ではまだまだ正しく認識されていないアロマテラピーですが、歴史的には古く、紀元前4000年前のメソポタミア文明の石碑にその資料が残っています。
また学術的にも多くの臨床試験によってその有効性が認められています。
これまで「自然に逆らわない」というコンセプトでやってきましたが、今後はさらに「自然の力を活かして」が加わります

まもなく発売です。